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2006年05月04日

■ 小学生、こづかいを使ってお金の教育 スタート(2)2年生、自分で自転車をゲット

こづかいで子どもの力が伸びる! 自転車購入の巻〜

 親は、多くの場合、労働から所得(形はお金)を得ていて、
 
 だから、お金を無駄遣いして欲しくないと強く思っています。

 それを伝えたいのですが、家庭ではなかなか伝えることができていないなあと思っていて、

学校教育で伝えて欲しいと思っている方、多くお見受けします。

決して教育を放棄しているというのではなく、伝え方がわからないというのが本音なんです。だって、教育されてきていませんからね。

 子どもたちに対しては、まずは、

 ・ 貯めて使う、
 ・ 限られた中でのやりくりが上手になる、
 ・ 我慢する力がつく、
 ・ 感謝の気持ちを持てるようになる、
 ・ 自分のためだけではなく人のためにも使えるようになる、

そういうレベルを、家庭で体験を通して身に付けさせればいいのではないでしょうか。

 2006年5月5日号のメルマガにも少し書きましたが、1年生からこづかいを管理している子どものその後です。


 2年生になって目標設定をしました。自転車を買うためにお金を貯めると言い出したのです。

なぜ、自分で買う気になったかというと、

危ない乗り方をして壊してしまったので買ってもらえなかったのです。

モノを大切にして欲しいと思っている親は、簡単に次の自転車を買いたくなかったんです。

友達が自転車に乗っているときに、必死に自分の足で走っていたのですが、自転車が欲しくて欲しくてたまらない・・・

親も、かわいそうだな、不憫だなって気持ちで見てはいたんですよね、でも親も辛抱しました。

そういう中で、自分で買うことを思いつき、自然に買うという目標設定を口にし、1ヶ月過ぎた頃、自転車はあまりに金額が高過ぎたので、親に

 「ぼく1万円までがんばるよ、だから足りない分は出してくれない?」
 
 と交渉をしてきたのです。交渉能力ってすごく大切ですね。その力は家庭で磨けるんですよ。これは子どもに教えられました。
 
 そのときの毎月のこづかい額は1000円。子ども用の自転車は2万円とも3万円とも書いてあります。どう見てもすぐに買うことはできません。
交渉はすぐに受け入れました。

その後、がんばって積み立て、1万円を持って父親とお店を見て回ったようです。
すごいですよ、1万円以下の自転車を自分の力で見つけました。カギと防犯登録をして1万円からおつりをもらってきました。

ルンルンでピカピカの自転車に乗って帰ってきた子どもは、「次はつり道具を買うよ」と自信たっぷりのとてもいい顔で言いました。

子どもが、自分で目標設定をし、積み立てながらも難しいと思って交渉し、やり遂げ、でもなるべく安いものを買いたいと努力をし、手に入れたのです。そしてすぐに次の目標を決め、がんばろうという意思表示。

2年生でもここまでしっかりしているのか、とびっくりしたのです。教えて身につくものでもなく、自力で考え出す環境を作り出すことも必要で、学んでいく課程を大切に、じっくり待ってあげたいと思いました。

この体験から、親である私は、豊か過ぎる今の子どもたちの生活は、子どもの持つ本来の力を伸ばせない状態にしてしまっているのではないかと気付くことができました。
 
 こづかいで子どもの力が伸びると見せてくれた自転車。あれから2年半たち、子どもは体が大きくなってしまって自転車がちいさくなりました。

たまたま、兄から譲ってもらって、それもまた大切に乗り出しました。「僕はみんなお下がり」としょげることも多いですが、この自転車はお譲りもありがたく受け入れました。

新しい自転車を買わないで、本当に必要なものにお金を使うほうがいいとなんとなく理解ができるようにもなっています。

資産家ではなくても、いろいろなものが手に入る豊か過ぎる環境で子育てをしている方も多いと思います。

少し我慢させる環境にすることのほうが難しいですね。

でもあえて、我慢させる環境で、生きていくのに必要な力を身に付けさせるというのも必要ではないかなと思います。
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