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2006年05月25日

■ 家計診断での体験を活かして

福岡での話しですけど、何件くらいの相談を受けたでしょう。

読売新聞や月刊誌の連載など紙面の相談、住宅展示場の相談コーナー、
貯蓄相談コーナー、有料相談。

その中に、夫から定額の家計費をもらい、やりくりをしなくてはいけない方が何人もいらっしゃいました。

ご主人の職業は金融機関に勤めていたり、公務員だったり。

ま、それはどうでもいいのですが、

定額の中でのやりくりも、子どもが大きくなり食費などが増えるとがんばってもたりないのです。

がんばる意欲も失せてしまうケース、
夫に家計費を上げてもらえるように言えずに困って相談のケース、
実家に助けてもらっているケース・・・いろいろでした。

他に共働きでも、二人分あわせても本当にぎりぎりの生活費でやりくりしている方もいらっしゃいました。

こういう状態だと、何かを考えたり、大きな目標(金額が大きいものの購入)に向かってがんばるって、何もできなかったんです。

それを見ているので、

子どもの定額のこづかいを使っての教育は、何のためにするか?というときに

ただ、お金を使う練習、こづかい帳を書く訓練ていどではもったいないと考え、

1年生の最初500円の時には、数人の方の体験談から500円の管理はできるのではないかという判断でしたが、

その後、2年生1000円、3年生2000円とこづかい額をあげていったのも

余裕資金をどう使うか、どうためて大きなものを買う気にさせるか、
そこを見たかったし、やらせたかったんですね。

少々の誘導はいいですよね。体験をたくさん積ませるためですから。


1年生で月単位の管理がどうか?という部分も、無理ではないと思いますが、そこは保護者の判断。
週単位できちんと管理をさせて慣れさせるのもいいと思います。

最初にこづかい額めいっぱいの買いものをしても500円。
その時期に、買ったあとの日々は我慢ということを覚えればいいのですから、
我が家の場合は、慎重にっていう金銭教育ではありませんでした。

反対に、1年生でもこんなにできる、2年生でもこんなにできるって
すごいところを見せてもらって、

私のほうが信じる子育てを教えてもらいましたね。

2006年05月18日

■ カードは卒業。ゲームを買うことに・・・

メルマガ9号でご紹介した質問事例です。

質問:子どもがカードばかり欲しがります。何枚も欲しがるし、友達と交換
   したり、高く売れるカードがあるようで、それを手に入れようと、
   こづかいを使います。こづかい制度を始めると全部カードになりそうで
   怖くてできません・・・。
 
コメント:カードもいつかは卒業できると思いますよ。卒業の時期を早めること
   ができるのは、定額のこづかいで、優先順位を考えさせることかもしれま
   せん。子どもに任せてみませんか? 
   
   ただし、きちんと約束事をすることが大事です。
   「こづかいで買わなくてはいけないものが○と△。残りはやりくりして
   好きなものを買っていいよ。足りなくなっても次のこづかいの日まで渡さ
   ない。約束よ。」

   そして、大人がその約束を守ります。え!?っと思う買い物をしても
   しかりません。でも、どう思ったか親の気持ちは言ってもいいですね。
   不足しても基本的に追加のこづかいはあげません。文房具が買えなくても
   家庭にあるものを貸してあげる、そして返してもらうってこともできます。
   親も工夫をして、渡さないという約束を守るお手本を見せましょうね。
    
 子どもの年齢、性格、環境、いろいろです。怖がらないで、子どもにお金を
任せてみると性格が見えてきます。そこからどうするか考えるのが早いようです。
 
******

コメントは文字数の問題もあり、しっかり回答できないことも多いのですが、
いろんな視点から見て参考になりそうなことを選ぶようにしています。


 二男の事例を少し詳しく紹介しましょう。

 定額のこづかい制度ですから、その範囲でのやりくりで、欲しいものを全て買うことはできません。彼なりのやりくり術は欲しいもののためにがんばって貯める、アルバイトをして臨時収入をもらう、です。

アルバイトは、主に母親(私)の仕事の手伝いです。
低学年のときには、レジュメのホチキスどめとか、こづかいゲームのカードシール貼りなどをやっていました。シール1枚で1円です。

今は、本の音読、引越しの手伝いなどで、子どもにしては、なかなかいい値段のアルバイトをしているかもしれません。


カードの場面ですが、
我が家には、お兄ちゃんが集めていたポケモンカードが200枚以上ありました。カードはすんなりもらえることになりました。お兄ちゃんの興味は他に移っていたからです。

その頃、シールもはやっていて、パンについているシールが欲しく、おやつに菓子パンを欲しがることも多い時期でした。

1年くらいは、友達とカードやシールの交換などをしていましたが、自分で買ったものではないためもあるでしょう、気前良く交換したり、あげたりしていましたし、いただくことも多かったようです。

途中で、

自分で働いてお金を得て、それで買ったものではないこと、お友達も同じであること、
そういう立場でもののやり取りは、親としては許せないことなど話しました。

そこで理解ができたわけではないですね。納得した顔ではありませんでした。
そういう場面を見かけたら、その都度、話をしなくてはと思いましたし、今でも気をつけてみている部分です。


カードは2年もせず欲しがらなくなりました。持っていたカードより高学年向きのカードが出ており、友達の興味はそちらに行きました。

わが二男も追随か・・・と思ったら、ゲームが欲しくてたまらず、親からは買ってもらえないのを知っていますから自分のお金を貯めて買うことにしたみたいです。カードを買うとゲームが買えないのです。

自分にとって欲しいものはどちら?
カードは我慢しなくてはゲームが買えない!

そういう考える場面を作り出す、それが親にできることなのだと思います。
ハングリーな状態を作り出すんです。


我が家では、自分のこづかいであれば何でも買っていいことにしていましたが、
(子どもはしゃべりますから買いたいものはわかります。まずいものだととめるつもりです)

実際にお金がたまってすごいなあと思うと同時に、親の心は複雑でした。

ゲームばかりするのなら、こづかいで買ったものでも、捨てられることもある、それはこづかいも親や親戚にもらっているものだから。

そういう表現で、まだ、反抗期前でしたから、遊ぶ時間のことに関して注意をして購入を認めました。

ではうまくいったか?ッてことは次回にしますが、

カードに見向きもしなくなった頃、聞いてみたんです。

カードはもう欲しくないの?

二男からは「もう卒業したよ」と言葉が返ってきました。

生意気〜〜って思いましたが、そうやって早くゲームも卒業してね♪って
不安が軽くなりましたね(笑)。

2006年05月12日

■ 小学生の管理能力、お金とモノも管理能力

豊かな生活って、管理能力以上のものに囲まれやすい、かな?

 わが二男の定額のこづかいやりくりの様子を紹介しています。

2年生まではお金の使い方も上手だなあと思ってほめてほめて育てていました

 1年生は500円とちょっとしたアルバイト100円で600円を管理。

2年生は、散髪を任せ1000円。(これも笑える話があるんですよ〜)

3年生では、年に何回か行く映画の代金としてプラス1000円の合計2000円にしたのです。

 この時期から、自分でゲームを買い、こづかい帳も書かないことがでてきました。残高もあいません。ここが今の限界かな、と4年生、5年生の今も毎月2000円の管理でこづかい額はあげていません。

 管理できる能力は、その時期、その時期で変わるはずですよね。
 
 お金で以外でたとえて言えば鉛筆。
子どもたちの机の引き出しにたくさん入っていたり、失くしても探そうとしない鉛筆ってないでしょうか。
その子の管理できる鉛筆の本数が3本かもしれないのに、豊かな生活の中で5本も10本も持っているんです。

 能力以上の物を持っていては管理も無理。

私は自分自身を考えてもそう感じるんですがみなさんはいかがでしょう。
お金もモノも同じ。お金ってモノと交換する道具ですから。
 
 
 わが子の2000円。ここが、今の力と思ったからこづかい額の値上げはしなかったんです。

 でも、下げることもしませんでした。子どもを信頼して子どもに任せているお金ですからね。「信じているよ」それは変わりはないことですから。
 
 この間、いろいろあったのですが、次回に回すとして
5年生の4月30日。こづかい日です。二男は、定額のこづかい2000円とアルバイト代1500円の合計3500円をゲットしました。

 アルバイトは、私の引越しの手伝い2日分です。すごく働きました。大人だったら1万円以上もらえる仕事です。
たくさん上げたい気持ちになりました。でも、ぐっと我慢して、2日で1500円です。今の子どもの管理能力にあわせました。

 すぐに使いましたよ(笑)。一緒にエジプト展に行ったのですが、友達へのお土産といって高額商品を買ってました。
彼のお金ですからとめませんでしたが、ここで、話をしましたね。自分のためにも使って欲しいって。 

 次回は・・・ゲームを買った話にしましょうか。

2006年05月04日

■ 小学生、こづかいを使ってお金の教育 スタート(2)2年生、自分で自転車をゲット

こづかいで子どもの力が伸びる! 自転車購入の巻〜

 親は、多くの場合、労働から所得(形はお金)を得ていて、
 
 だから、お金を無駄遣いして欲しくないと強く思っています。

 それを伝えたいのですが、家庭ではなかなか伝えることができていないなあと思っていて、

学校教育で伝えて欲しいと思っている方、多くお見受けします。

決して教育を放棄しているというのではなく、伝え方がわからないというのが本音なんです。だって、教育されてきていませんからね。

 子どもたちに対しては、まずは、

 ・ 貯めて使う、
 ・ 限られた中でのやりくりが上手になる、
 ・ 我慢する力がつく、
 ・ 感謝の気持ちを持てるようになる、
 ・ 自分のためだけではなく人のためにも使えるようになる、

そういうレベルを、家庭で体験を通して身に付けさせればいいのではないでしょうか。

 2006年5月5日号のメルマガにも少し書きましたが、1年生からこづかいを管理している子どものその後です。


 2年生になって目標設定をしました。自転車を買うためにお金を貯めると言い出したのです。

なぜ、自分で買う気になったかというと、

危ない乗り方をして壊してしまったので買ってもらえなかったのです。

モノを大切にして欲しいと思っている親は、簡単に次の自転車を買いたくなかったんです。

友達が自転車に乗っているときに、必死に自分の足で走っていたのですが、自転車が欲しくて欲しくてたまらない・・・

親も、かわいそうだな、不憫だなって気持ちで見てはいたんですよね、でも親も辛抱しました。

そういう中で、自分で買うことを思いつき、自然に買うという目標設定を口にし、1ヶ月過ぎた頃、自転車はあまりに金額が高過ぎたので、親に

 「ぼく1万円までがんばるよ、だから足りない分は出してくれない?」
 
 と交渉をしてきたのです。交渉能力ってすごく大切ですね。その力は家庭で磨けるんですよ。これは子どもに教えられました。
 
 そのときの毎月のこづかい額は1000円。子ども用の自転車は2万円とも3万円とも書いてあります。どう見てもすぐに買うことはできません。
交渉はすぐに受け入れました。

その後、がんばって積み立て、1万円を持って父親とお店を見て回ったようです。
すごいですよ、1万円以下の自転車を自分の力で見つけました。カギと防犯登録をして1万円からおつりをもらってきました。

ルンルンでピカピカの自転車に乗って帰ってきた子どもは、「次はつり道具を買うよ」と自信たっぷりのとてもいい顔で言いました。

子どもが、自分で目標設定をし、積み立てながらも難しいと思って交渉し、やり遂げ、でもなるべく安いものを買いたいと努力をし、手に入れたのです。そしてすぐに次の目標を決め、がんばろうという意思表示。

2年生でもここまでしっかりしているのか、とびっくりしたのです。教えて身につくものでもなく、自力で考え出す環境を作り出すことも必要で、学んでいく課程を大切に、じっくり待ってあげたいと思いました。

この体験から、親である私は、豊か過ぎる今の子どもたちの生活は、子どもの持つ本来の力を伸ばせない状態にしてしまっているのではないかと気付くことができました。
 
 こづかいで子どもの力が伸びると見せてくれた自転車。あれから2年半たち、子どもは体が大きくなってしまって自転車がちいさくなりました。

たまたま、兄から譲ってもらって、それもまた大切に乗り出しました。「僕はみんなお下がり」としょげることも多いですが、この自転車はお譲りもありがたく受け入れました。

新しい自転車を買わないで、本当に必要なものにお金を使うほうがいいとなんとなく理解ができるようにもなっています。

資産家ではなくても、いろいろなものが手に入る豊か過ぎる環境で子育てをしている方も多いと思います。

少し我慢させる環境にすることのほうが難しいですね。

でもあえて、我慢させる環境で、生きていくのに必要な力を身に付けさせるというのも必要ではないかなと思います。
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